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【野外活動】昆虫トラップの作り方、材料、餌は? 場所選びにも注意! 

2023年7月22日

こんにちは、イチです。

今回は2023年7月22日(土)の「夜の生き物観察イベント」について記事にします!

実はブログ更新当日なんですが、予定があって行けないんですよね…

そのため15日(土)にあった事前準備を中心にまとめています。

「どんな風に準備って行われてるのかな?」

というイベントの裏側を知りたい方にはもってこいじゃないでしょうか。

イベントの概要

18:30より開催される、その名も「夜の生き物観察会」です

夜の生き物ってなに? と思われるかも知れませんが、主に昆虫です。

終了予定時刻は21:00ごろ。

けっこうたっぷり生き物の観察を行います。

イベント内容は3つあります。

①昆虫トラップを用いて樹液に集まる昆虫の採集・観察をする

②セミの羽化を観察する

③ライトトラップで光を好む昆虫を採集・観察する

非常に盛りだくさんで、実は去年から参加を狙っていたイベント。

予定が入ってしまったのがめちゃくちゃ残念…

スタッフも入れると30人弱が参加する予定だそうで、けっこうな人数が集まります。

事前準備

場所選び

まずは写真を3枚。

クヌギ林1
クヌギ林2
クヌギ林3

見ていただければわかりますが、平坦・道路が近くにあってアクセスが良いことから、子供でも参加しやすい会場です。

丁寧に手入れされたクヌギ林であり、よく育っています。

こここにトラップを仕掛けるわけですね

広葉樹だろうと人工的に育てた場合、下層植生(背丈の低い木や草など)が少ないのがけっこう新鮮でしたね…。

道具

道具類

これらの道具を使います。

実際に使ったのは材料を混ぜるためのバケツひしゃく、トラップを木に仕掛けるためのビニールテープはさみ、それとハケくらいでした。

トラップの用意

こちらの容器に材料を入れていきます。

トラップ入れ物

プラスチックカップのフタ部分に穴を開け、返しをつけています。

ペットボトルを使用することもあるそうですが、今回はこんなのでした。

この返し、虫出ませんか?笑

気になって準備を担当している方に聞いてみたんですが、これがあるだけで出てこないそうです。

材料

4つの材料を適当に入れていきます。

バナナと黒糖
酢

写真を撮り忘れてしまったのですが、それと焼酎です。

この項目の冒頭で書いた通り、配分は適当です。

バナナ6本ありますが…ここに黒糖はどれくらい入れるんですか?

まぁ…適当に

酢は?

それもだいたいかなぁ

ってことは焼酎も適当な感じで?

そうそう

いやマジでこんな感じでした。

バナナを切る

こんな風にバナナを切って、

酢を入れる
酢を入れて、画像は無いですが黒糖と焼酎を入れて、
まぜまぜしている様子

まぜまぜして出来上がり。

酢や焼酎をけっこう入れたにも関わらず、バナナと黒糖のあまったるいニオイが周囲にぷーんと…

正直けっこうおいしそうなニオイでした。

それを言うと「虫か!」って言われそうなので言いませんでしたが笑

完成したもの

これを容器にうつして完成です。

地域によってはハチミツを入れてみたり、いろいろ違いがあるそうです。

トラップの設置

設置した感じはこんなのです。

ひっかけた感じ1
ひっかけた感じ2

こうしてトラップをひっかけます。

そしてトラップ上部の幹に「黒糖+酢+焼酎」の混ぜた液体をハケで塗っていきます。

設置したのはコナラの木が主ですが、ナラガシワにも設置しました。

どんぐりができる木であればそこまで細かくなくても良い、ということでした

周囲の草刈り+α

トラップの周囲は草刈りをしておきます。

子供でも近づけるように、かなり低めで

その際に倒木や石など、つまづいて転んでしまいそうなものがあれば取り除いておきました。

また道路からアクセスしやすいように、道路からトラップに続く道も刈っておくのが丁寧かなと思います。

トラップの確認

トラップを設置した後は定期的にトラップの確認をする必要があります

中で溺れると昆虫が弱ってしまうためです

じゃあそんなに液体ばっかりのトラップにしなくていいんじゃないの?

と思いますよね。

私も思いました。

なので聞いてみたんですよ。

そしたら、

網に入れてひっかけるような、トラップの中身を固形っぽくしてもよい

との回答を得ました。

なので

そうした方がいいような気がするんですけど…しないんですか?

と聞いてみたんです。

毎朝確認しに来るから大丈夫

との回答を得ました。

ほったらかしにしていては昆虫も逃げてしまうわけで、どちらにしてもトラップを見に来る必要があるなら作りやすい方が良い、ということのようです。

朝7:00にトラップを確認し、めぼしい昆虫がいれば確保、という流れなんですね。

私は現在下刈中で、仕事はサマータイム(6:00~13:00)になっています。

本番参加できないうえ、せっかく設置したトラップにかかった昆虫も確認できない!

そう思っていると、

本番参加できないなら、その前のどこかのタイミングで7:00前に見に来たら良いよ

と言っていただきました。

なので設置した次の日の日曜日の朝に見に行くことにしました。

5:30ごろ家を出発し、6:00ごろ到着。

スズメバチがかかっている可能性があると聞いていたので、空調服と分厚い牛皮手袋で完全装備。

朝から暑いのか寒いのか分からん格好でトラップ(9こ)を確認してみると…

ショウジョウバエしかいやしない

いやマジでハエばっかり。

1つのトラップに対して30~40匹のハエがたかっているので、300匹くらいのハエを朝から眺めていました。

早朝からいったい何してんだ

という感じ。

一応写真は撮ったのですが、ちょっとアレなので載せないでおきます…笑

まとめ

以上、「夜の生き物観察イベント」(主に昆虫)の準備についてまとめました。

どうせなら本番にも参加したかったなーというのが正直な感想ですが、これはこれで。

森林インストラクターの活動に携われるのはめちゃくちゃ楽しいから良し

来年こそ本番にも参加したいという強い気持ちでいます。

「こんなのがうまくいったよー!」

「こうすると良いよー!」

とかいう意見がありましたら、ぜひともお教えいただければありがたいです。

私の地元でも同様の形式で実施しようと思っていますので…

よろしくお願いいたします!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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