こんにちは、イチです。
前回は薪割り機について記事を書きました。
今回はそれに引き続き…になります
薪ストーブを使っているとたくさんの道具が必要になってきます。
簡単なところでいうと皮手袋とか。
小さい子供がいる場合は、近づけないようにする柵なんかもあると良いですよね。
そんなグッズの中で「買って正解!」と思ったものを紹介させていただきます。
この記事はこんな方にオススメ。
薪ストーブを使う上であったら便利な道具を知りたい人
自作した薪棚でなく、既製品の薪棚が気になる人
【この記事はこんな人が書いています】
・2021年4月、京都で高校教員→岡山で林業(植林)
・Webライターとして記事複数
・森林インストラクター資格保有
・アレルギー多め(スギ・ヒノキ・ハチ)
キンドリングクラッカーとは
道具の紹介
そもそも薪ストーブを運用する上で何が必要かというと、
①着火剤
②焚き付け(針葉樹で、細いため燃えやすい。薪への着火を助ける)
③薪(主に広葉樹で、燃料の主役)
という3種類。
①着火剤に点火すると燃えやすい②焚き付けに火がつき、その火が③薪に燃え移っていく、という感じ。
着火剤は薪ストーブに負担をかけないものであれば何でも良いです
問題は②と③。
②が意外と準備しにくいんですよね…それに買うと高い。
自分で焚き付けを作ってしまえばよいではないか!ということで使用しているのが、「キンドリングクラッカー」です。
愛称は「キンクラ」。
こちらです!
![]() | ファイヤーサイド(Fireside) キンドリングクラッカー 72000 価格:12000円 |
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3HIC8M+1JDCT6+2HOM+BWGDT)
正直安くはないですが、使い方を考えれば強度を優先すべきです。
似た商品はいろいろありますけどね。
材質は「ダグタイル鋳鉄」と呼ばれるもの。
通常の鋳鉄よりも強度や粘りが高いのが特徴です。
安いものだとスチール製というのがありますが、安物買いの銭失いになる可能性があってオススメしません
使い方
中央のカーブが刃です。
そこにかなづちで木を打ち込んでいきます。
![薪をキンクラで割り始めたところ](https://satoyama-small-life.com/wp-content/uploads/2024/01/DSC_1397-576x1024.jpg)
軽く打ち込むとこんな感じ。
![キンクラに薪が刺さった様子](https://satoyama-small-life.com/wp-content/uploads/2024/01/DSC_1398-576x1024.jpg)
自立してます
そのままかなづちで打ち込むと…
![割れた薪](https://satoyama-small-life.com/wp-content/uploads/2024/01/DSC_1399-576x1024.jpg)
こんな感じ。
刃に直接触れるような感じになっていないので安全です。
6歳と4歳の子供がいますが、彼らと一緒にしても安心でした
そのまま何度も割り、細くしていくと完成です。
ただ広葉樹は割れません(お店の方が言ってました)。
キンクラ側の問題というよりは、広葉樹が硬すぎることが原因だそう。
かなづちを打ち込む力が単純に足りない、ということです
焚き付け専用の道具だと思っていただくのが良いです。
薪棚
自作とかよく見るけど…?
薪棚はその名前の通り、割った薪を乾燥・保管しておくためのものです。
YOUTUBEや他の方のブログだと自作している方も少なくないですが…
作れる気がしない
木の重量ってすごいですからね。
それを安定して保管しておこうと思えば相当の強度が必要です。
また長時間薪が乗りっぱなしになるので耐久性も必要。
ある程度の高さまで薪を積むわけですから、水平を取ったり棚全体のバランスも考えたりしないといけません。
手間暇をかければ作れなくはないでしょうが、何度も作り直している方もおられました。
私はそこまで器用な方ではないので、時間をかけても大したものを作れない気がします。
それに材料費が無駄にかさんでしまうかもしれません。
それなら既製品を買って組み立てた方が時間的にも経済的にも節約になるんじゃないの…?と考えたんですよね
家のDIYなんかも同じで、例えば断熱性を上げたいときにDIYでは限界がある気がするんですよね。
それならプロに頼んだ方が、圧倒的に早い時間で、クオリティが高いものができると思うんです。
その分お金はかかりますが、時間は浮きます。
その時間と金額との兼ね合いですよね。
今回の薪棚の場合は、それらを天秤にかけて既製品を買うことにしました。
使用感
購入したのはこちら!
![]() | 薪ラック ログラック 薪棚 薪ストーブグッズ ラック 大型 幅101cm/197cm ワイド 耐荷重600/1200kg スチール製 乾燥 薪保管 薪収納 アウトドア 暖炉 焚火 価格:6980円~ |
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3HIC8M+1JDCT6+2HOM+BWGDT)
実際の感じは以下の通り。
![薪棚](https://satoyama-small-life.com/wp-content/uploads/2024/01/DSC_1402-1024x576.jpg)
この薪棚の良いところは、
・組み立てが容易な点
・置くスペースに応じてハーフサイズとフルサイズが選べる点
です。
また自作していないので時間的コスパは最高。
値段もそこまで高くなく、手が出しやすいのではないでしょうか。
意外と薪棚を選ぶ上で盲点なのが、薪棚の奥行です。
この幅が広いと短めの薪は落ちてしまいます
我が家の薪は35㎝程度のものが多いので、それを置ける奥行きのものをチョイス。
実際に薪を置いた感じだと、フルサイズで薪を1トンくらいは収納できると思います。
上まで積めばさらにいけるでしょうが、耐荷重で余裕を見ておいている感じです。
まとめ
以上、自分で薪や焚き付けをつくる上であったら便利な道具を紹介しました!
子供も一緒に焚き付けを作ったり、薪を積んだりできるのも楽しいんですよね
YOUTUBEやブログなどでは自作の薪棚が多い中、今回はあえて既製品について書かせていただきました。
ただでさえ時間がないわけですから、効率よく薪ストーブライフを楽しめると良いですよね!
最後までお読みいただきありがとうございました!