料理 暮らし

茶碗蒸し(だし無し)~出汁をひかなくてもナチュラルに作れる和食~

かなり秋めいてきましたね

ケイコです。

銀杏がぽろぽろ、独特の香りを放って落ちてきています。

我が家の子供は冷えてきたせいか、ここ数日おねしょが続いています。

本当か嘘かわかりませんが、銀杏を食べると体が温まって子供の夜尿症にもいいんだとか。

確かに我が家でも銀杏を食べさせた日の夜におねしょをされたことはないです←たまたまかな?

大人も少しだけ温かいものが食べたくなってきたし、茶碗蒸しでも作ろうかなと思います。

出汁について

茶碗蒸しといえば、出汁は必須ですよね。

一般的には、市販の顆粒だしとか味の素を使うんじゃないかなあと思います。

でも、子供に食べさせるなら(大人もですが)化学調味料や添加物はなるべく使いたくない…

かといって、茶碗蒸しのために昆布や鰹節やいりこで出汁を引く時間はないことが多い(というかほぼない)んですよね。

だしパックという選択肢もあると思うんですけど、出汁をとったあと冷ますのも手間。

というかそもそも出汁パックすらめんどうk…汗

そこで我が家の定番をご紹介させてください。優秀すぎる子。

しょっつるです。

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ご存じの方も多いと思うんですが、これは魚を発酵させてつくる調味料です。

有名どころだと、しょっつるの他にもいしりとかがあります。

原材料の魚介類によって色んな名前があるようです。

実はこういった魚介発酵系の調味料って世界中にあるんです

タイのナンプラー、イタリアのコルトゥーラなどが、私がよく使うものです。

クセの強さによって使い分けます。

ただどれもめちゃくちゃ塩分が濃いです。お醤油の比ではありません。

3年熟成とかしているので塩分濃くないと保存きかないですもんね。

お醤油の塩分が15%くらいなのに対して、しょっつる系はだいたい22%くらい!!

からいよ!!!

しょっつるにも色々とあるんですけど、これは原材料が魚と塩だけという潔さ。清々しいほどにシンプル。

アミノ酸等の添加物を使用したものも売られていたりするんですが、せっかくなら昔ながらのスロウな作り方をされたものがおススメです。

素材の味が良ければ、アミノ酸など添加しなくても十分おいしいんです。

クセの強さにも大きな違いがあります。クセが強い順番に並べると以下のようになります。(ケイコさん主観による)

ナンプラー > しょっつる > コルトゥーラ

コルトゥーラはクセがなくて本当に使いやすいので最初はおススメです。

イチバン手に入りやすくて程よいクセで何といっても和食に合うのはしょっつるです。

しこの露(つゆ)っていうのもしょっつるの仲間で大容量でコスパがよくて愛用しています。

これも添加物は使っていないのでお気に入りです

さて、しょっつるについて長々と語ってしまいましたが、茶碗蒸しを作ります。

レシピ(時間がないときの茶わん蒸し)

卵 3個
水 500ml  ←しょっつるを使うので出汁ではなくていいです!
しょっつる 小さじ2~ お好みで
薄口醤油 小さじ4
お好みの具材 適量

卵をしっかり混ぜ混ぜ。

そのほかの材料をまぜまぜ。

しょっつるも入れます。

小さじで計ってるように見えて、実は普段はデジタルスケールでゼロ設定を繰り返して適当に計っています。ふふ。

あとは具材を入れて卵液を注ぎます。

ざるで丁寧にこして…なんてことはしませんよ。

時間ないのでね。あわあわも気にしません。

今日はきのことか海老とかそのあたりの冷蔵庫にあるものを入れました。

また蒸し方は別の記事で書こうかと思うのですが、蒸し器は使いません

鍋に1㎝くらい水をはって、そこに器を並べて蓋をして弱火で加熱すると15分くらいでプルプルになります。

時間はかけていませんが、美味しくできました。うんうん満足。

ぜひやってみてください。

前回までの料理記事(2回分)

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